桜、月夜、愛おもい。



でも、彼女は私の母親で、私は彼女の娘。

彼女が私を捨てない限り、この関係は変わることはない。



それに、彼女が働いているおかげで、私は日々の生活をすることができる。

それは感謝してるんだ。
どんなに嫌いでも。


私はまだ子供で、他に身寄りなんてない。


この人の下にいることしか、私には出来ないんだから。

この人が私を捨てたら、私は生きてなんて行けないんだから。



私が死んだお父さんの娘で、この人がお父さんが死ぬまで妻で愛してたから、養ってくれているんだとしても、私はそれを当たり前だとは思わないし思えない。この人は他人だって思ってる。



だから、私は彼女を本気で嫌うことが出来るし、感謝することが出来る。