何度でも君を・・・



「高谷、大丈夫だった??」



一応、高谷の心配をしてみた。



「あぁ。オレがきっぱり断った。」


…見てたことは…もういいやっ


どうせ、すぐバレるんだし…。



「あははっほんとにきっぱりだったよね!」



「んだよ。見てたのかよ。」



高谷がちょっと驚いたように言った。

 

「うん。見てた~」



「なんではやく来なかったんだよ」



「だって~見たかったんだもん♪」



「なんだよ、それ。」



あたし…今、自然に高谷と喋ってる!!!!



改めて思ったら、嬉しくなった。



「そこの2人!!楽しそうに喋ってないではやく行こ~ぜ!!」




日向君に言われて周りを見たら、4人があたしたちのことを見ていた。



「…すいませ~ん…」