「あっ、行こ~♪」
零が言った。
えッ、今がいいタイミングなの??
よく分かんない…
「あっ、女来たんで。」
高谷があたしたちに気づいて言った。
「ちぇ~なんだ。女と来たんなら早く言ってよねぇ~。」
女達は、つまらなさそうに去っていった。
ふんっいい気味!!!
高谷がそんな軽そーな人について行くわけないもんね!!!!!
「おそくなってごめ~ん!」
瑠理が、申し訳なさそうに言った。
「おまえらが遅かったせいで化粧濃い女に絡まれたじゃん!!」
確かに化粧濃かった…。
ここ、プールなのに。
「え~??そうなの??日向、大丈夫~??」
零が日向君だけに言った。
あっ、見てたことは秘密にするんだね…
「おうっ!大丈夫!」
日向君が言った。
