何度でも君を・・・

次の日。



寄りを戻した最初の朝。




あたしははやく起きて、いつも通りに準備…をするわけもなく、いつも以上に念入りにおしゃれをした。





零は零でいつもと変わらず朝はおそく起き、ゆっくりと準備をしていたが。





ピンポーン、と明るいチャイムの音が朝の忙しい天野家の家内に響き渡る。




ちらっと時計を見たが、いつもの出ていく時間より少しはやい。




ただはやく着いてしまっただけだろうと思いつつ、玄関のドアを開けると。





「おはよ」



いつものようにクールな笑顔で立っている優真と、




「おっはよー!零は??」




と、どこまでも零一筋な日向君がいた。




あたしはさほど驚きもせず「ちょっと待ってて、」とだけ言うと、零のいるリビングに行った。




「零、日向君いるよ」



と零に告げると、零は食事から顔を上げて一瞬固まり、玄関にでっかい声で叫んだ。



「千里!!今準備するからもうちょっと待ってて!!」



その零の声にも負けず、「りょーかーい!!」と更に大きい声の日向君の声が聞こえた。





朝から騒がしいカップルだなぁ。