「はぁ…はぁ…」
屋上に着くと、少し扉が開いていた。
まるで、オレが来るのをわかっていたみたいに…。
ギィ…
嫌な音が屋上に響く。
そこから中を覗くと…
舞が
倒れていた。
「っ舞!!」
オレはすぐに舞のもとに駆け寄る。
屋上のはしっこにポツンとある舞のいつもと変わらない、姿。
少しほっとしたのもつかの間、舞の腹が少し見えているところに目がいったオレは、バッと舞の服を捲り上げる。
「…なんだこれ…」
腹中心に殴られたような青いあざ。
内出血も見える。
まさかと思い、少しスカートを捲ってみる。
そこにもあざ。
舞は、腕・腹・太ももに青い痛々しいあざがあった。
それも、制服で見えないところに。
さいわい、顔には傷がないようだ。
…これは、舞にいやがらせをしている人物と同じ人物だな。
オレは舞を抱き上げると、保健室に向かって歩き出した。
