「よっ」
「おぅ」
なぜかノリノリの日向君と、日向君に対して冷静な優真君がいた。
「…え?」
この状況についていけないあたし。
驚きのあまり、それしか言葉が出てこない。
「零はー??」
そんなあたしに気付いているのかいないのか。
日向君は勝手にあたしの家に入っていった。
「れーい♪」
そう言って零ちゃんの部屋を(勝手に)開けた。
その直後、零ちゃんから
「きゃぁっ!?千里おぉぉぉぉお!?出てってよ!!!」
と悲鳴が聞こえた。
そして、思いっきりドンっと音がした。
…どうやら零ちゃんは、着替え中だったらしい。
…はっ!!!
零ちゃんと日向君のやり取りに気をとられていて、この状況をうっかり忘れるところだった。
「な、なんで…優真君がここにいるの??」
「一緒に学校行こうと思って。」
「えっ迎えに…来てくれたの??」
「うん」
「…っ」
うれしいっ!
女の子の夢っ!!!
彼氏に迎えにきてもらって一緒に登校!!!
…優真君はあたしの彼氏じゃないけど。
あたしが感動していると。
零ちゃんと日向君が来た。
「千里のバカ~~~」
「ごめんって…」
零ちゃんはご立腹。
