「俺?サッカー部だけど?」
…。
え?
サッカー部…??
「…優真君と同じ部活じゃん」
「そうだよ。でも、俺幽霊部員だし。」
「えっ?なんで??」
「なんでって、めんどいし。気まぐれで顔出す。」
へぇ…。
あんま興味ないけど。
そういえば。
「…零ちゃん。あたし、明日からサッカー部のマネやることになったから、帰り遅くなる!」
「えっ!?なんで!?」
「えーっと…優真君と一緒に帰らなきゃいけないから…。」
「えーっ!いいなぁ」
零ちゃんの瞳がキラキラしている。
な、なんで??
「あたしもマネやりたい!」
「え。」
「…いいんじゃね??そのほうが助かると思うし。」
「やった~!!」
なんか話がどんどん進んでいってるような…。
「じゃぁ、俺も明日から部活行こ~っと。」
「やった!千里がサッカーしてるとこ見たい!!」
「俺、サッカー下手だよ。」
「え~っでも絶対かっこいい!!」
…なんかラブラブトークが始まった。
あたしは部屋に戻ろう。
あたしはラブラブムード全開のこのカップルたちから逃げるように部屋を後にした。
いいなぁ…
彼氏って。
零ちゃんと瑠璃ちゃんを見てたら彼氏がほしくなる。
あたしも彼氏、ほしい…。
あ、でも、あたしってまだ別れてないんだっけ。
雄輔が納得してくれなかったからなぁ…。
はやく納得させないと。
