そうして話しているうちに、もうあたしの家に着いちゃった。
はやいなぁ…。
もう家まで来てたんだ。
「じゃぁ、ね…」
少し、寂しい。
「おぅ。」
「送ってくれてありがと!ばいばいっ」
「また明日な。」
優真君はそう言って、手を振って帰っていった。
…手、振ってくれた…。
あたしはうれしくなって、ご機嫌なまま家の中に入った。
家に入ると、男物の靴が1つ。
あれ、また日向君かぁ…。
それなら、優真君も入っていけばよかったのに…。
少し残念に思いながらもリビングに行ったらお母さんがいて、
「あっ舞!ちょうどいいところに!」
「えっ?」
「これ、零たちに持って行って!」
お菓子とジュースを渡された。
あたしは一応零ちゃんの部屋をノックしてみる。
「はーい」
零ちゃんの返事が聞こえたので、ドアを開けて部屋に入る。
「あっ舞!」
「あれっ?優真は??」
「優真君なら帰ったよ。」
「え~っなんだよ。つまんねぇなぁ。」
つまんないの…??
「てか、日向君毎日来てない?」
「だって俺の彼女の家だもん。」
「…。」
そうだけど。
暇なの??
「日向君、部活入ってないの?」
