「なんで俺が呼び出したか…わかるよな??」
「「「うん…」」」
なんか、気まずい雰囲気…。
「俺、昨日雄輔ん家行ったよ。中入った。そこで…信じられないものみたんだ。」
信じ、られないもの??
なにそれ…。
あたしたちは静かに藤井くんの言葉に耳を傾けていた。
それから、藤井くんは昨日のことを思い出しながら話し始めた…。
「雄輔さぁ…俺が家ん中入る前に言ったんだよ。“お前は俺の親友だよな?”って。俺、最初、普通に意味とらえて、あぁって言ったんだよ。雄輔はさ、1人暮らししてんだよ。リビングは普通の家と同じ感じだった。まぁちょっと殺風景だったかもな。で、アイツの部屋行っても、普通な感じで。特になにもなかった。けどな…」
そこで藤井くんはいったん話すのをやめた。
ここからが重要な話なんだ。
藤井くんは思い出すように上を向いてから、また話始める。
「雄輔は、眠いって言って寝始めたんだよ。俺は帰らなかった。なんか雄輔が隠してるんじゃないかと思って…。それで、雄輔が完全に寝た頃、家の中探したんだよ。ところが雄輔の部屋にも、リビングにもなにもない。おかしいなぁと思ってふと雄輔の部屋の横見たら、もう1つ部屋があった。俺はそこに入ってみた。そしたら…。ここからが問題なんだよ…」
問題…??
その部屋にはなにがあったの…?
「部屋中に、天野の写真が貼ってあったんだ。」
あたしの、写真…??
あたしは、ゾクッとしてイキナリ雄輔が怖くなった。
