これが…あたしの元彼…?
日向君もかっこいいけど…
こっちの人はもっとかっこいい…。
あたしは零ちゃんいだけ聞こえるような小声で言った。
「れ、零ちゃん…この人、あたしの元彼…?」
それにいち早く反応したのは、日向君だった。
「えっ舞ちゃん、優真のこと知ってんの?」
日向君は驚いた顔をしている。
高谷…君も、日向君と同じ顔をしていた。
てか…小声で言ったのに、聞こえてたんだ…。
地獄耳…??
「あ、いえ…け、ケータイ見たら名前があって…」
「そーなんだ。」
日向君は納得したように笑った。
一方、高谷君は少し下を向いている。
え…あたし、なんか悪いこと言っちゃったかな…
「…元彼だよ。舞の…」
零ちゃんがぽつりと言った。
やっぱりね…。
この人が…あたしの元彼。
あたしはじーっと高谷君を見た。
「…そんな、見んなよ…」
高谷君は照れたように顔を隠す。
「えっ!?あ、ごめんなさい…」
「あら~?…高谷、どぉしたの??」
零ちゃんがニヤニヤしている。
日向君も…零ちゃん同様に、ニヤニヤしている。
え…なんでそんなニヤニヤしてんの?
