教室に戻って藤井くんを見たけど、彼はいたって普通に雄輔としゃべっていた。
あれでほんとに雄輔ん家行くのかな??
てか、雄輔ん家に藤井くんが行けるなら、雄輔ん家にはなにもないんじゃないかな…。
あたしのこーゆー考えって甘いの??
なんて思いながら藤井くんを見ていると、藤井くんは視線を感じたのか振り返り、ばっちりあたしと目が合ってしまった。
あたしはどういう顔をすればいいのかわからず焦っていると、藤井くんは少し笑って視線を雄輔に戻した。
零ちゃんから聞いたって、わかったのかな…?
最近、あまり雄輔としゃべってない。
…ような気がする。
前よりは話す機会が減った。
それは、あたしが雄輔のことを警戒して避けていたから。
雄輔は、あたしが雄輔を避けてるって気づいてるのかな…。
気づいてたら言ってきそうなのに。
雄輔はなにも言ってこない。
なんで…??
雄輔の考えてることがわからないよ…。
あたしの席から雄輔の席が遠くてよかった…
実は、雄輔の異変に気づいたときらへんにちょうど席替えがあったんだ。
それで見事雄輔との席は離れて。
かわりに瑠璃ちゃんの席が近くなった。
そして、藤井くんの席も近い。
