「…舞とは、別れたけど。」
別れ…た?
「はぁっ!?なんでよっ」
あたしは、高谷の胸倉をつかみそうになったけど…耐えた。
「なんでって…冷めたから。」
はぁっ…??
なんで、あんなにも、舞はコイツのことが大好きだったのに。
今まで、舞があたしに話してた高谷の話は、全部嘘だったっていうの…??
「…いつ、別れたのよっ!?」
「確か、昨日。」
昨日…!?
舞が記憶なくなった日じゃない!!!
やっぱり…高谷が関係してたんだ…。
「…それがどうかした?」
高谷の目は、冷たい目だった。
まるで、鬱陶しいものでも見るような目。
あたしは、一瞬、言葉が出なかった。
コイツ…っ
最低っっ!!!!
怒りがふつふつと、体の中で湧き上がっていた。
「あんた…舞の今の状況、知ってるわけ??」
なるべく冷静に言った。
ここで怒りを爆発したら、あたしが幼く見えるような気がしてならなかった。
