みんな自由人だなぁ…。
この4人がUSJなんて、大丈夫なのか…?
ほんと、先が思いやられるって、こういうことを言うのか…。
あたしが頭の中でいろいろ考えてると、
「あっ!見えた~!!」
もうUSJに着いたらしい。
バスに乗っている客たちが、それぞれに声を上げていた。
人は…あたしたちからしたらいっぱいいるけど、
結構すいてるみたい。
良かった。
「はやく行こ~!!」
零が席を立っている。
「零!まだ座ってなきゃダメだろ!」
バス…止まるの遅っ。
はやくしようよ…。
こっちははやく行きたいんだからっっ!!
「結構すいてるな…」
優真が言った。
いつから起きてたの…。
さっきまで寝てたじゃん。
「うん…」
一応、答えといた。
