そんなことを考えてたら、優真に呼ばれた。
「舞」
「こ、こんばんわ…」
どもっちゃった。
「…こんばんわ」
あ、ちゃんと挨拶返してくれるんだね。
「おそかったね」
「千里が準備おそくてよぉ…」
日向君…自分のせいで遅れたのに態度でかくない?
「舞。もうバス出るってよ。乗ろうぜ。」
「あっ、うん!」
あたしは、優真につづいてバスに乗った。
あたしたちのバスの席は、後ろの4席。
前の席が後ろに向きを変えられるらしい。
あたしの隣はもちろん優真。
零だとつまんないしね。(←ひどい)
「舞~眠い?」
優真が話しかけてきた。
「ん~??眠くないよ。」
「オレ、眠いから寝てもいい?」
あ、優真、すごく眠そう。
「いいよ~じゃぁ、あたしも寝ようかな」
