あたしたちは、バスがとまっているところまで歩いていった。
そこに着くと、何人かの客はいるものの、まだ全員は集まっていなかった。
「ちょっと来るのはやかったかなぁ??」
「こんくらいじゃない??みんな来るの遅いだけだよっ!!」
そうかなぁ。
てゆーか、優真と日向君もまだ来てないし…。
「…千里と高谷、遅いねぇ…」
零がつぶやくように言った。
「うん…」
そのとき、ちょうど優真と日向君が来た。
「零ー!!」
「…千里、声でかいって…はずいじゃんっ」
零は、あたしの隣ではずかしそうにぼそっとつぶやいていた。
…零ってツンデレ??
まぁいいや。
