「あたし、転校してきたばっかで、舞しか友達いなくて…お昼一緒に食べてもいい?」
「…あたしはいいけど。」
チラッと零のほうを見た。
「いいよ。」
「ありがとう♪」
若葉ちゃんはそう言って、あたしの隣に腰をおろした。
そして、零のほうをじっと見た。
「えっと…あなたの名前は??」
「天野零だよ。」
「零ね。友達になってくれる??」
「いいよー。若葉ちゃん。」
若葉ちゃんは、にっこりと嬉しそうに笑った。
零…そんな簡単に友達になっていいのか。
まぁ、断れないしね…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…