「だからさぁ、サボれば?先生にはあたしから言っとくし♪」
…あたしはさんざん悩んだあげく、サボることにした。
「…じゃぁ、お願いしますッ!!」
「はいはーい!!まっかせなさ~い♪」
「ごめんね!!」
「いいよ♪あ、あたしもう行かなきゃ。ばいばーい!」
「ばいばい!!」
さて…と。
あたしも行かなきゃ…。
教室は男子が着替えるんだから。
ふと、周りを見たら、男子が迷惑そうにあたしのことを見ていた。
…っすいません…
あたしは急いで教室から出た。
どこでサボろう…??
ブー…ブー…
制服のポケットの中で、マナーモードにしていた携帯が震えた。
…??誰からだろう??
