何度でも君を・・・



「まぁ、あたりまえだよね。自分達の記念日忘れるヤツなんかいないよね。そんなヤツ死ねばいいよね。もうあたしの手で殺してやろうかな。」


れ、零…???


なんか怖いよ!!



「れ、零!!だから、違うって!!!あれは……」


「もしかして、日向君、忘れてたの!?」


ありえない…!!!!


「え、舞ちゃん違うって!!!いや、昨日までは覚えてたんだけど!!今日になってうっかりド忘れしちゃって…」


「…ド忘れでもありえないよね。」


あたしは、思ったことをそのまま言った。


その瞬間、日向君から血がでた。

「グフッ!!」


「だよねー!!舞もそう思うよね!!もうクソだよね!」


「ぅッ!!」

グサッ!


そんな効果音が出そうだ。


これがテレビだったら、『クソ』って書いてある字が日向君の頭に刺さってるよ。



「「もう死ねばいいのにね~!!!」」



最後にとどめを刺しておいた。



日向君は青ざめている。