そして―――
あっという間に1ヶ月記念日。
「瑠理~~~!!!今日、なんの日か知ってるぅ???」
あたしのテンションはMAXだった。
この前のテンション低かったのがウソのように…(←単純)
「…1ヶ月でしょ。あんたそれここ1週間ずっと言ってんじゃん。もうわかったって。」
「…。」
瑠理に軽くあしらわれ、ショックを受けていると、
「舞~~!!」
…??
「零??」
零があたしのクラスに来るのって珍しいなぁっ!
なんかあったのかな??
そう思って廊下に出た。
ん?日向君もいる。なんで??
「零、なんかあったの??あたしのクラスに来るなんて珍しくない??」
「え~~???だって今日は、あたし達が付き合って1ヶ月だよ??忘れたの~~??」
あ、そういえば、あたし達の記念日は、零達の記念日でもあるんだった。
「忘れてないよ!ちゃんと覚えてました!!」
