「?」 「ゴメン・・・なんでもない・・・。」 私はあわてて体を少し慎治からはなした。 「???」 さっき・・・少し時がとまったようだった。 慎治の顔をあんなに間近でみたのは初めてだ。 すっごく綺麗だった。 こんな人を私のウソの恋愛につき合わせてる なんて思うと胸がくるしくなってくる・・・。 本当は好きなんだ。 でも・・・いまさら言えない。 どうせ断られる。 「あぁぁぁああぁあぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」