病弱少女と学級委員長。


「誰だろうね・・・?」

先生の指示に従って番号ずつ呼ばれる。

20・・・24・・・25・・・26。

「私だ。」

私が立つとすぐ近くにいたあの人も同時に立った。

またあの人。

「え・・・。」

「あ・・・。」

隣に座り、ペアになる。

「よろしくな。百合花」

彼は笑顔で私に言ってきた。