病弱少女と学級委員長。


「ん・・・まぁ・・・ね。」

深刻そうな顔をして彼が空を見た。

なにか気をまぎらわそうと思っているのだろうか・・・。

「その子さ、暴力団の人なんだよね・・・しかも頭。」

「!?」

女の子で暴力団なんて・・・。

かわいそうに・・・。

「しょっちゅう他校のヤンキーとか反撃しにくるからさ。困ってんの。」