病弱少女と学級委員長。


「え…。あ、ごめん…。」

謝ると会話が止まった。

彼はなにも言わない…。

聞かなければよかったかな。

私は心の中で自分を責めた。

「いいんだ。それに…まだ会ってから数分しかたってないのに…なんかごめんな?」

「大丈夫。」

「なんかさ…百合花になら言える気がした。」