この空に、あなたに、届け





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SIDE:YUYA
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「ただいまー。」





すっかり自分の家かの様にただいまとか言っちゃったよ。
なんて照れてる俺は馬鹿か(笑)





そんなことを考えながらリビングの扉を開ける。






「あれ…推帰ってないのか?」





もう18時になるのにリビングは真っ暗だった。






電気をつけて確認すると…






「スー…スー…」






「寝てんのかよ…」





てっきり事故にあって帰って来れてないかと思った…。




そう思った途端恥ずかしくなった。





「どんだけ、俺好きなんだよ…。」





ったく…困ったな