「なんなんだ…?あいつ。」




あれ。
流石の洋でも知らないみたい。





「じゃあ、行こっか。」




「おう。」





2人で家に向かった。






「ただいまー。」





帰ると…



シーン―――……




「あれ、誰も居ない…?」





「あのウザ男出かけてんのか?」




う、ウザ男…。
そんなあだ名付けてたんだね、洋。




「まあ、いいや。




勉強しようぜ。」





そう言って、スタスタとあたしの部屋へ上がって行った。




「ちょっ…?!」




急いで飲み物を持って洋の後を追った。