「なぁ…その、推が言ってる好きってどういう意味の好き?」






「どういう意味って…そんなん友達としてに決まってるでしょ?」





そういうとまた口をあんぐり開けてしまった。






「まぁ…洋。元気出せ。俺も一緒だ。」





「か、要――!!」




要と洋はがっちり抱き合っていた。




…なに、この友情ストーリー的な展開は。






「ねぇ…思ったけど、2人の好きは友達としての意味じゃなかったの?」






しばらく経って、聞いてみると。





「えっ…あ、いやー、その。な?」





「そうそう。」





そう言って2人だけで、納得していた。






「どういう意味よー!!」





「まぁ、いいだろ?んなこと♪」





また、いつもの洋・要に戻っていた。



……変なの。