場所は変わって、あたしの家
あたしの目の前には…
「さて、どの教科からやろうか…?」
「推はどれも苦手だからなぁ…」
イケメン2人がとても素敵な顔をゆがませています。
……というか、何コノ状況。
「…あの。1つ聞いてもよろしいでしょうか?」
「「はい。何ですか?」」
あんたら、双子か。
綺麗に口を揃えて聞いてきた要、洋をしっかりと見て…
「なぜ…あたしよりも先に帰ってきて、しかもあたしよりもくつろいでいるんですか?」
これは、おかしいでしょ。
聞かざるおえないでしょ。
あたしは、頭の中のごちゃごちゃをなんとか整理しながら
おそるおそる聞くと。

