========== SIDE:YUYA ========== 我ながらに、馬鹿だと思った。 なんせ、惚れさせる宣言しちゃったからな。 でも、本当のことだしな。 絶対惚れさせる。 覚悟してろよ? 「ごちそうさま。」 オムライスを綺麗にさらえ、皿をもって席を立つと 《ビクッ》 推が反応した。 …そんなに敏感に反応されたら困るな。 「強引なことしねぇから安心しろ。」 皿を流し台におきながら言って、 自分の部屋に入った。