この空に、あなたに、届け





「出来たよー。」




と、言う前に





「おっしゃっ!!腹減った!!」




侑耶は椅子に座って待っていた。
早すぎるでしょ。





ってか、あんたは子供かっ!!



自分の中で納得のいく突っ込みをした後




机の上にオムライスを乗せた。




「ケチャップで文字書くけど…なんて書く?」




さりげなく、いつもの習慣で聞くと。





「…んー…。」





一瞬目を見開いて、考え始めた。




なにを驚いたんだろう…。




暫くすると。





侑耶は急に顔を赤らめ…





「……け。」





「は?」