「…?」





隣のくまを見ると、首とベルトの間に何か挟まってた。
なんだろう…紙?




小さな紙切れが挟まっていた。





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愛してる。

この場所から、お前を
推だけを想い続けるよ。
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「…あたしも、です。」






あたしは小さな紙切れと指輪を持って空を見た。






「あたしも、あなたを想い続ける。」






侑耶に届いた、そんな気がした。













*END*