この空に、あなたに、届け








侑耶が居なくなってから少したった。
あたしも何時までも落ち込んでいられないから元気にしている。






今日は合格発表の日。






あたしは白い封筒を胸に抱えて見に行った。
こうしてると少しでも侑耶と一緒に居られる気がするから。
ただの自己暗示だけどね。







「…!!」





「おっしゃぁー!!!」





結果は2人とも無事合格。
しかも同じクラスときてるから、そこそこ運が良かった。





「ほんと、受かってなかったらどうしようかと思っちゃった。」






「俺等が落ちるわけないだろ?」





「…喜んでたくせに。」





相変わらず洋とはこんな感じで絡んでる。
親友といったところかな。
あれから洋も侑耶のことについては聞いてこないから
そこは気を配ってくれてるのかなーなんて思うけど





「な、んなわけねーだろ!」





…忘れてる気がする。
ま、いっか。その方が助かるかも。