「お前の携帯に何度も電話入れてるのに気付かねぇし!
何やってんだよ!」
そんなの、気付けるわけないでしょ。
ソファーで寝ちゃってたんだし。
「でも侑耶はあたしに見送られたくなかったから
わざわざ嘘まで付いたんでしょ?」
「あいつは…」
洋がぐっと拳を作って
「あいつは、お前が来るのを待ってた!
メモ用紙に嘘を書いたけど、推ならもしかしたら気付くんじゃないかって。
すんげー、悲しそうな顔しながら最後までその場を動くことを惜しんで!」
そう、一息で叫んだ。
…そんなの言われたって、わかんないよ。
はっきり言ってよ。

