この空に、あなたに、届け







「そっか、じゃあ出かけてくるね。」







一秒でも、この家に居たくなくて飛び出した。
誰の顔も見たくない。





「え?あぁ…いってらっしゃい。」





お母さんは不思議そうな顔してたけど
何にも聞かなかった。





「はぁ…どうしたらいいのかな。」





侑耶と離れてまだ少ししか経ってないのに
もう恋しい。





結局侑耶からは1回しか気持ちを聞いてないから良くわかんない。
今は好きじゃないかもね。





「適当にほっつき歩くか。」




せかくだから色んなところを見て回ろうと思ったとき






「あれ、推なにやってるんだよ。」





どっかから帰って来たであろう洋が話かけてきた。
よくみると、ちょっと機嫌が悪そう。