この空に、あなたに、届け









「風呂、ありがとな。」







侑耶がお風呂から上がって、そう言った。
この言葉が聞けるのも最後かなぁ…






「あ、うん。ちゃんと暖まった?」





冗談っぽく聞いてみた。
すると






「へ?あー…そう言えばまださみぃなー…」






なんて真剣な顔で言ったかと思えば
ニヤッと笑って






「だから、暖めてよ。」





…はい?
あたしの頭には"?"がたくさん。





「え、どういう……わっ。」




あたしが侑耶の方に振り向くと
すぐ目の前に居て…




気付けばあたしは侑耶の膝の間に居た。