この空に、あなたに、届け









「侑耶、帰って来て…?」






あと1日だけ、傍に居させてください。
そんな思いを込めながら聞くと…






「しょうがねぇな。推は俺が居ないとだめだからな。」







なんて冗談を言ってた。
それを聞いて思わず吹き出した。






「あったけぇ…」






「ほんと、暖かい。」






帰る途中、あたしは急いでたせいか自分の分の手袋を忘れていた。
それを見た侑耶が『手を繋げばあったかいだろ?』って言ってくれた。






本当によかった。
最後に、一緒に居られる。






最後…。
時間を大切にしよう。