「ふう…」 涙を流しきって、落ち着いたみたい。 涙をぬぐって誰も居ないリビングへと向かう。 電気をつけると、 「あれ…なにこれ?」 机の上に白い封筒。 裏には『侑耶』と書いてあった。 あたしは急いで封を開けた。 侑耶が書いてくれた最後の手紙… それだけで、胸が熱くなった。