この空に、あなたに、届け








「まっ、…侑…耶っ…。」






めいいっぱいの力で押すも
びくともしない。







胸をドンドンと叩くと








「あ、わりぃ。」






侑耶が照れながら体を離した。
て、照れたらこっちまで照れちゃうよ…!





「う、ううん…。」





ううん、なんてあたし何言ってるの?!





「されて、嬉しかった…とか?」






あたしの言葉を聞いた侑耶がまたニヤリと笑った。







「そ、そんなことは…!」