この空に、あなたに、届け







「推はなんなら出来るんだ…?」







侑耶は額に汗を浮かべながら聞いた。
それは、普通の汗なのかな…





ま、まさか、冷や汗?






「ば、バスケなら出来る!」






バスケは得意なんだ!
体育でもやってるし…。






もしかしたら、勝てちゃうかも…?!








「よし、バスケな。」







侑耶はニヤリと笑って








「負けたら…分ってるよな?」





…危険だ。
あたしの頭が危険と判断してる。






な、なんとしてでも勝たなきゃ!