この空に、あなたに、届け








「うわ…混んでる。」





あたし達がやってきたのは近所にあるスポーツパーク。
運動にもなるし、楽しそうだなって思った。



チケットを洋がくれたの。
…珍しいこともあるんだね。





「すっげー、人。」






それに、周りを見る限りのカップル、カップル、カップル…。





なんだか、こっちが恥ずかしくなっちゃうよ…






ちらっと、侑耶を見ると
呆れた顔して周りを見ていた。






あんまり気にしてないのかな…。