「逃げようとするからだ、ばーか。」






そういい残し、けらけらと笑いながら机へと戻っていった。








「なによ…。ちょっとくらい休憩したっていいでしょ。」







いじけて、ぶつぶつ言っていると…








「推、わりぃな。洋も悪気があってしてるんじゃねぇから。」






要はあたしの顔を覗きこみながら謝ってきた。






それに、小さく頷く。






「俺も洋も、お前と一緒の学校に行きてぇんだよ。」







「どうして?」





ちょっと前も言ってた。






俺らも為にもって……どういう意味?