「ここ!」




あたしは目的のお店を見つけてはしゃぐ。
けど、侑耶は…






「こ、こんなとこに入れない!」





そりゃ、そうだよね…
あたし達の目の前にあるのはピンクが眩しいほど輝いてるお店。
男の人は入りにくいよ…






「じゃあ、行ってくるから待ってて!」






あたしは侑耶の返事も聞かずお店の中に入った。
すると、







「待てって!」





侑耶にとめられた。







「どうしたの?」






「俺も一緒に行くから。」






侑耶の顔はやけに真剣だった。