「うさぎとくまのぬいぐるみ!」






「…ぬいぐるみ?」






侑耶にもういちど聞かれて
"うん!"と答えると…






「ガキか。」





呆れられた。




可愛いなって思ったんだもん!
それに…





「あたしの部屋ぬいぐるみとかそういうの全然無いから




ちょっとほしいなって…」





実は、寂しいと思ったときもあったり…?
まあ、そんなことは置いておいて…







「じゃあ、買いに行くか。」





いつの間にか侑耶はあたしの手をとって歩き出していた。