「頑張って来い!」 「う、うん…!」 引っ張られて進む中遠くから要の応援が聞こえた。 …大丈夫、きっと受かるよ、ね。 「学校名とチェックお願いしまーす!」 ここの学校の生徒であろう受付担当の生徒が名簿を差し出してきた。 2人で名簿にチェックを入れる。 よく見ると、要の名前は載ってなかった。