「…よし。これで応用は終わり、と。」








丸付け用の赤ペンを置いて背伸びをしていると…








「推、入るぞ。」






侑耶が入ってきた。
そして、べっどに座って






「いよいよ明日だな。」





「うん。」





入試が明日に迫っているのです。
今は最後の仕上げ中。






「今日はそこら辺にして、早めに寝ろよ?」





侑耶はそれだけ言うと部屋から出て行った。






「早く寝ようか。」





この日は早く寝ることにした。






ベッドに入った頃、





「推、電話だぞ?」





電話が来た。
誰だろう…洋か要かな…?