「痕……」 近くにあった手鏡で確認してみる。 そこにははっきりと付いていて… 見るだけでちょっと恥ずかしくなった。 「愛の印、か…」 キスマークってずっと自分には無縁なものだと思ってたから不思議な感じ… 「べ、勉強しなきゃね!」 なんだか、考えてたら侑耶の顔を思い出して恥ずかしくて 勉強に集中することにした。