この空に、あなたに、届け






「おはよう。」





笑顔でそう声をかけると






「わり、寝てた。」




大あくびをしながら背伸びをした。
すると、すっと立ち上がって





「よし、推!目も覚めたし勉強すっか!」





なんて張り切りだした。





「えぇー、今日ぐらいゆっくりしようよー。」





あたしがそう声をかけても






「お前、今自分が受験生って自覚持ってないだろ。」





なんて呆れた顔をされた。
い、いやそれくらい…
…今さっきまで忘れてました。





「ほら、そろそろスパートかけなきゃいけねぇんだからさっさと部屋行く!」





侑耶に背中を押されながら2人で自分の部屋に向かった。





受験まであと一週間
気を抜かずに取り組まなきゃ…