この空に、あなたに、届け






「んっ…ぁ…。」





キスをしている間に何度も声が出てしまう…。




恥ずかしいけど、口を押さえることも出来ない
おまけに体には力が入らない




「推、可愛い。」




それをいいことに侑耶はどんどんキスを激しくする。
も、持ちこたえられない…





「んん…んぁっ……」





不意に侑耶の舌が入ってきた。
舌が器用にあたしの中を動く






侑耶の舌がくちゅっと音を立ててあたしはら離れた。





「これで、夢かどうか分ったろ?」





侑耶はいやらしく口元を拭いながらネクタイを緩めた。


あたしは恥ずかしくて声も出ない。




「あれ?まだ足りない?」




しゃべれなかったあたしをどう解釈したのか
そんなことを言い出した。