この空に、あなたに、届け







『侑耶へ





あの話、少しは考えてくれたか
あまり長く待たさないでくれないか
俺も気がないほうじゃないんだ。
それはお前もよく分っているだろう。




お前は俺の会社を継ぐ大切な人材なんだ
何度同じ事言ったら分るんだ。
頭が悪いわけではないだろう?




教師などというくだらない職業は辞めて
早く――――……』






そこまで読んだところで







「おい、推なにして……!






その手紙、貸せ!!」





その時ちょうど出てきた侑耶があたしの手にある手紙を奪って―――…





破り捨てた。