この空に、あなたに、届け








『そろそろ本腰入れろよ――…』





さっきからあたしの頭はこの言葉だらけ。
ずっと頭の中を駆け巡る。






「よし、頑張らなきゃ。」





頑張って要と洋と同じ高校に行くんだ。
それで、良い高校生活をスタートさせるんだ。





あたしは気合を入れて家へ向かった。





「あれ、手紙…?」




ふとポストの方に目をやると手紙が入っていた。
誰からだろう…





「沢村 弘隆…?」




沢村って…侑耶と同じ名字。
ってことは…お父さん?




「あれ、封がちょっと開いてる…」





あたしは好奇心に駆られた。
だめ…だけど、すごく胸がざわつく。




嫌な予感、だけど、見ちゃダメ…




「ちょっとくらいなら…ね?」





あたしは好奇心に負けて少しだけ中身を見ることにした。