この空に、あなたに、届け






その後も侑耶はなかなか目を合わせてくれなかった。




「侑耶、ごはんだよ」




「あぁ。」




「お風呂空いたよ」




「あぁ。」




何しゃべっても上の空というか…
こっちを見てくれなくて。


返事は全部【あぁ】なんだから。





「なんなの…」




自分の部屋に閉じこもってベッドに蹲った。
せっかく喜んでもらおうと作ったのに…




これじゃ渡す機会もなくしちゃうよ…